こんにゃくダイエット、食べて食欲を抑える、腹の減らない減量法

こんにゃくダイエット豆知識

2020年12月23日 17時28分

こんにゃくダイエットを行う際に知っておきたいことをまとめてみました。
 
  こんにゃくには、ダイエットに有効な食べ方がある
こんにゃくを食べてダイエットに活かすためには、それなりの食べ方をする必要があります。
 
基本的には食前や食間に満腹感を得て、食べ過ぎを防ぐ方法と、主食の代わりにこんにゃくを摂取する方法に分けられます。食前や食間にこんにゃくを摂取する場合は、せんべいやお菓子などのこんにゃくスナックが手軽で良いでしょう。主食の米や麺類の代わりに摂る場合は、調理方法を工夫する必要があります。多くのレシピがインターネットなどで公開されていますので、参考にしてみてはいかがでしょうか?

 
  食べ過ぎ注意
こんにゃくは水分を吸収しつつ大腸まで到達し、便意を促す働きをします。そのため、こんにゃくの食べ過ぎは腸の詰まりを発生させる可能性もあります。スルッと入ってしまうこんにゃくであっても、良く噛んで食べるようにしましょう。良く噛むことは、満腹感を得ることにもつながります。
 
  こんにゃくダイエットは長い目で見て行う
ダイエットは無理せず行うことが大切です。短期間で効果を出すためのダイエット方法もありますが、無理なダイエットは体のどこかに無理をさせているものです。こんにゃくダイエットは食べながらやせていくスタイルのダイエットです。短期間で効果を出したいと欲張らず、ゆっくりと自分のペースでダイエットを進めていくことが大切です。
 
  こんにゃくは生活習慣病予防にも効果あり
こんにゃくの主な成分であるグルコマンナンは、高血圧や糖尿病などの生活習慣病を防ぐ働きがあります。そもそも肥満は生活習慣病の大きな原因となります。こんにゃくダイエットは、当然ながら、生活習慣病の対策になることは言うまでもありません。
 
糖尿病対策においても、食べ過ぎを防ぐことそのものが大切だと言われています。これまでご紹介してきたように、こんにゃくダイエットの主な狙いは食べ過ぎを防ぐことにあります。現代人の食生活は、日本の近代化に伴い洋風化してきました。高カロリー食は、もちろんおいしいのですが、習慣化することでコレステロール値は上昇し、生活習慣病の引き金になりかねません。
 
食物繊維を多く含んだこんにゃくは、満腹感を与え、食事全体で摂取されるカロリーの量を抑えることに貢献します。

 
  こんにゃくはスキンケアにも良いらしい
こんにゃくを摂取すると、「ダイエット効果」、「生活習慣病予防」のほかにもうれしい効果があるようです。それが美肌効果。セラミドという物質が、肌で水分や油分をキープする仕事をしているのですが、このセラミドがこんにゃくに含まれているのです。セラミドは加齢や気候などの条件により減少していきますが、こんにゃくを摂取することで内側から肌を健康に保つ効果が期待できます。
 

  こんにゃくで、かしこくおいしくダイエット

こんにゃくダイエットは食べながらやせることを狙うダイエットです。そのため、すぐに劇的な効果を得るような、ストイックなダイエットではありません。最近は「お菓子」や「おつまみ」として食べられる「こんにゃくせんべい」などのスナック製品も登場し、こんにゃくダイエットはますます身近な存在になっています。